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中小企業診断士二次試験・事例Ⅳ対策を考える

中小企業診断士試験を受験するにあたって特に大変なのが二次試験に合格することだと思います。
その中でも、事例Ⅳ対策をしっかりと行うことが重要だと思います。

今回は、事例Ⅳが合格にとって大切な理由を書いて行きたいと思います。

① 2次試験の合格・不合格を分ける科目である(事例Ⅳが勝負を決める理由)

中小企業診断士試験の2次試験は、事例Ⅰ(組織・人事)、事例Ⅱ(マーケティング・流通)、事例Ⅲ(生産・技術)、事例Ⅳ(財務・会計)の4つで構成されています。その中でも、事例Ⅳが特に合否を分ける決定的な科目となる理由は以下の3点です。

(1) 事例Ⅳは得点差が最も開きやすい

  • 事例Ⅰ~Ⅲは論述問題で採点基準が曖昧であり、部分点の配分が不透明なため、受験生同士の得点差が大きくなりにくいです。
  • 一方、事例Ⅳは数値計算が中心で、明確な正解が存在するため、得点差がつきやすいです。例えば、50点前後しか取れない受験生もいれば、80点近く取れる受験生もおり、その差が合否に直結します

(2) 事例Ⅳが苦手だと合格が難しい

  • 2次試験は4科目の合計点で評価されるため、1つの科目が極端に低いと、他の科目でカバーしづらいです。
  • 例えば、事例Ⅰ~Ⅲで60点ずつ取っていても、事例Ⅳで40点しか取れない場合、合計220点(合格ライン240点)に届かず不合格になる可能性が高いです。
  • 逆に、事例Ⅳで安定して高得点(70点以上)が取れると、合格に大きく近づきます

(3) 事例Ⅳの得点が安定すると、本番で精神的に有利

  • 事例Ⅳは試験の最後(午後の科目)であり、もし苦手意識があると「最後の科目が最も苦手」というプレッシャーがかかります。
  • 事例Ⅳを得意にしておけば、「最後に得意科目が来る」ので安心感が生まれ、他の事例でも落ち着いて対応できるようになります。
  • 特に本番での焦りや計算ミスが合否を左右するため、事例Ⅳを強化しておくと、心理的な余裕が生まれます。

③ 短期間で得点を伸ばしやすく、合格戦略に直結する(事例Ⅳの効率的な攻略法)

事例Ⅰ~Ⅲは、ケースごとの分析力や論理的思考を鍛える必要があり、伸ばすのに時間がかかります
一方、事例Ⅳは「決まった計算パターン」さえ習得すれば、短期間で得点を伸ばせるため、以下のような勉強戦略が有効です。

(1) 頻出問題のパターンを徹底的に攻略

事例Ⅳの出題範囲は広いように見えますが、毎年よく出る問題が決まっています
以下のテーマを重点的に演習すれば、短期間で得点を底上げできます。

(2) ひたすら過去問&類題演習

  • 事例Ⅳは**「解き方を知っていれば解ける」問題が多いため、過去問や類似問題を繰り返し解くことで、得点力が安定します。
  • 具体的な勉強法
    1. まずは過去5年分の事例Ⅳを解く(解けなくてもOK)
    2. 間違えた問題の解説を読んで「なぜ間違えたか」を理解する
    3. 計算のパターンを暗記する
    4. 類似問題を繰り返し解いて、計算スピードを上げる
  • これを徹底すると、試験本番で見たことのある問題が出る確率が高まり、得点が安定します

(3) 計算スピードを上げるための工夫

  • 事例Ⅳは時間との勝負でもあります。計算ミスを減らし、スピーディーに解くためには以下の対策が有効です。
    • 解く順番を工夫し、経営分析や文章問題を先にさっさと解く
    • 70分で回答し、検算の時間を残す。
    • 暗算せずに計算過程を残しながら考える。

つらつらと書きました。要は事例Ⅳの勉強をちゃんとやろうということです。
しかし、事例Ⅳで高得点を取るには、たくさん練習する必要があります。しかし、世の中には有限の問題しかないため、受験生の練習相手がいない、という状況にあることを私は憂慮しています。

どこかに、いい事例Ⅳの問題はないか?そんなニーズに応えたいと思います。

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