どうしても合格したい私。中小企業診断士試験において課金したものがたくさんあります。
1次試験
なし!
1次試験ではこれといったテキストを利用していません。なぜかといえば、私は中小企業診断士の1次試験は、STUDYINGの中小企業診断士講座に身をゆだねていたからです。
一切の浮気をせずに、STUDYINGの講座だけを見ていました。なんだか不安に感じる方もいるとは思いますが、1次は一度で受かりました。それも、体感では余裕をもって受かりました。
STUDYINGは講座の構成が非常に優れていると思います。動画講義⇒まとめ動画⇒練習問題過去問⇒次の動画講義という順番で構成されており、習ったことをすぐにアウトプットできる構成になっています。そのため、講義を聞きっぱなしですぐに忘却のかなたに内容が飛んでしまうということがありません。自分で練習問題を解いてみることで記憶の定着に繋がったことが、1次にスムーズにパスすることに繋がったと思います。
さらに、STUDYINGはAIが試験で何点を取れる見込みがあるかを計測してくれます。実際に私自身AIの判定で合格点である420点を超えるまで演習を繰り返した結果、合格することができました。
そんなわけで、1次試験はSTUDYING以外に何も課金せずに合格することができました。
2次試験
私は、いわゆる多年度生であったため、色々な書籍にお世話になりました。
下記は、私がお世話になった問題集です。
ふぞろい
中小企業診断士試験の2次試験を受験するにあたり、「ふぞろいな合格答案」は欠かせない一冊です。2次試験といえば「ふぞろい」と言っても過言ではなく、この書籍なしでは戦えないと感じるほどの価値があります。
本書の最大の特徴は、実際の受験者の答案をもとに、どのような答案が高得点を取るのかを統計的に分析し、明確な基準を示している点です。2次試験では、模範解答が公表されないため、「どのような解答が正解なのか」が分からないまま学習を進める必要があります。そんな中、本書は「与件文の中の特定の要素が含まれていれば○点」という具体的な採点基準を示してくれるため、自分の答案を客観的に評価することができます。
また、ふぞろいの強みは「実践的な採点基準」があることで、過去問演習の効果を最大化できる点にあります。通常、過去問を解いても「これで点が取れるのか」が分からず、フィードバックを得にくいのが2次試験の難しさです。しかし、ふぞろいを活用すれば「この要素が書いてあれば点が入る可能性が高い」といった具体的な指針を得られるため、効果的な答案作成の訓練ができます。
さらに、本書は単なる解答例の羅列ではなく、実際の受験生がどのように答案を作成し、何が評価されたのかを分析した内容になっているため、試験本番で「何を書くべきか」「どう書くべきか」を学ぶことができます。これは、過去問を解くだけでは得られない貴重な情報です。
結論
2次試験の学習において、『ふぞろいな合格答案』は間違いなく必携の一冊です。採点基準が不透明な2次試験において、「どう書けば点が取れるのか」を示してくれる本書は、受験生にとって心強い指針となるでしょう。過去問演習の精度を上げ、自信を持って本番に臨むためにも、本書を活用することを強くおすすめします。
30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集
『30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集』の書評 ~短期間で事例Ⅳを攻略したい受験生向け~
本書『30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集』は、中小企業診断士2次試験の事例Ⅳを30日間でマスターすることを目指した問題集です。試験範囲を網羅しつつ、短期間で効率的に学習できる構成になっており、1次試験合格後、約2か月の準備期間で2次試験に臨まなければならない受験生にとって、非常にありがたい一冊です。
本書の優れている点
1. 短期間で事例Ⅳの全範囲を学べる
本書は、事例Ⅳの主要論点を30日間で学習できるように設計されており、試験直前期の受験生にとって最適です。財務会計の基礎知識がある程度身についている受験生なら、効率よく実戦的な演習ができ、限られた時間の中で合格点を目指すのに適しています。
2. 試験の出題範囲を網羅
本書では、事例Ⅳの重要論点を一通りカバーしており、バランスの取れた学習が可能です。過去問だけではカバーしきれない計算問題のトレーニングとしても有効で、計算スピードを向上させるのにも役立ちます。
注意すべき点
1. 多年度生にはやや物足りない可能性がある
本書の内容は、短期間で事例Ⅳを学ぶことを目的としているため、多年度生にとっては基礎的な内容に感じる可能性があります。すでに何度か受験している方や、過去問を十分に解いた経験がある方にとっては、物足りなさを感じるかもしれません。
2. 財務会計の基礎知識が必要
本書は、事例Ⅳの基本知識を学ぶための入門書ではなく、ある程度の知識がある前提で進んでいきます。そのため、財務会計が苦手な受験生や、1次試験の財務・会計を苦手科目としていた受験生には難しく感じるかもしれません。ストレート生で財務・会計が得意な方には適していますが、基礎固めが必要な方は別の教材と併用するのが良いでしょう。
結論
『30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集』は、短期間で事例Ⅳの重要ポイントを押さえ、効率的に演習を重ねたい受験生にとって有益な書籍です。特に、ストレート合格を目指す財務・会計が得意な受験生には適しており、試験直前期の追い込みに活用できるでしょう。ただし、多年度生や基礎知識が不足している受験生にとっては、別の教材との併用が必要になるかもしれません。試験までの残り時間や自身の学習状況に応じて、うまく活用することをおすすめします。
TAC 中小企業診断士事例Ⅳの解き方
『TAC 中小企業診断士 事例Ⅳの解き方』の書評 ~基礎からしっかり固めたい受験生に最適~
本書『TAC 中小企業診断士 事例Ⅳの解き方』は、事例Ⅳの基礎から学びたい受験生に心からおすすめできる一冊です。
中小企業診断士2次試験の事例Ⅳは、多くの受験生が苦戦する科目ですが、その理由の一つに「基本をしっかり押さえられていないこと」が挙げられます。他の書籍では、いきなり過去問を解かせようとする傾向が強く、基礎知識の定着が不十分なまま演習を進めてしまうことがよくあります。しかし、本書はそうした問題を解決するために、ごく基本的な計算問題からスタートし、徐々に応用へとステップアップできる構成になっているのが最大の魅力です。
本書の優れた点
1. 基本的な計算問題が豊富に掲載されている
本書では、CVP分析(損益分岐点分析)などの基本的な計算を丁寧に解説し、それを活用できるように設計されています。1次試験でも出題される財務・会計の知識ですが、2次試験ではより深く理解していないと対応できない問題も多くあります。にもかかわらず、多くの受験生は「なんとなくわかるけれど、きちんと説明できない」状態になりがちです。本書では、そうした抜け落ちやすい基礎部分をしっかり補強しながら、実践的な問題に進める構成になっているため、段階的に力をつけることができます。
2. 段階的にレベルアップできる構成
事例Ⅳの学習でつまずく要因の一つは、「いきなり難しい問題に取り組んでしまうこと」です。本書では、基本問題から始まり、徐々に過去問レベルの問題へと進めるため、「なぜ解けないのか」「どの知識が足りていないのか」が明確になり、効果的に学習を進めることができます。TACならではの分かりやすい解説もあり、特に計算問題に苦手意識がある受験生にとっては大きな助けになるでしょう。
3. 他の人気書籍とは違う強みを持つ
事例Ⅳの対策本としては、『30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集』や『事例Ⅳの全知識&全ノウハウ』がよく知られていますが、それらの書籍と比べても本書の強みは明確です。「30日完成」は短期間で実践力を高めることに特化しており、「全知全ノウ」は統計的な分析に基づく答案作成のノウハウを学ぶのに適しています。一方、本書は基礎の定着から始めて確実に実力をつけることを目的としているため、特に「財務・会計が苦手な受験生」や「計算ミスを減らしたい受験生」には最適な一冊と言えます。
結論
『TAC 中小企業診断士 事例Ⅳの解き方』は、事例Ⅳを基礎からしっかり固めたい受験生に強くおすすめしたい書籍です。基礎計算を一つひとつ丁寧に学びながら、過去問レベルへと着実にステップアップできるため、「事例Ⅳが苦手」「計算問題が解けるようにならない」と感じている方にとって、非常に有益な教材となるでしょう。
他の対策本と組み合わせて使うのも良いですが、まずは本書で基礎をしっかり固めたうえで、過去問演習や他の問題集に取り組むという流れが、合格への最短ルートになるのではないかと思います。事例Ⅳの計算問題で安定した得点を取れるようになりたい方には、ぜひ手に取っていただきたいと思います。