スタディング中小企業診断士講座
中小企業診断士試験に挑戦する上で、私が最初に課金したのが「スタディング中小企業診断士講座」でした。このサービスは、日々の仕事への対応や、家族との時間を確保したい私にとってまさに理想的な学習環境を提供してくれました。
まず、リアルの予備校と比較して圧倒的に安価である点が魅力です。費用面での負担が少なく、試験勉強をスタートしやすいのが特徴です。
参考までにTACの中小企業診断士1.5年本科生講座は360,000円だそうです。スタディングの場合は、最も高価な中小企業コースでも通常価格74,800円です。
(下の表は5月までのセール価格)

また、通学の必要がなく、校舎に行かずにすべてオンラインで完結するため、移動時間のロスをゼロにできます。通学にかかる時間はほんとに無駄。家から駅まで5分、電車で校舎まで15分だとして、40分の無駄。これを毎日続けると思うとうんざりしますね。
さらに、スマホひとつでスキマ時間に学習ができる点は、日々の生活の中で効率的に勉強を進める鍵となりました。通勤時間や昼休み、寝る前の数十分など、短時間でも学習を継続できる設計がされているのは非常にありがたかったです。
もう一つ特筆すべきは、講義を最大3倍速で再生できる機能です。自分の理解度や時間に応じて速度を調整できるため、効率よくインプットを進めることができました。時間のない中でも集中力を高めて学習することができれば、学習効果を最大化することができると思います。
スタディングは、AIによる得点予想機能も備えており、苦手分野の把握や今後の学習方針の見直しにも大いに役立ちます。また、勉強時間を自動的に記録してくれるため、モチベーション維持や進捗管理にも活用できます。
最後に、過去問の演習も非常に効率的に行える設計がされています。問題ごとに解説が確認できる「練習モード」、解説なしで問題を解き進める「本番モード」など、進捗具合に合わせた回答が可能であり、理解が曖昧な部分もすぐに確認できるため、復習もスムーズです。
総じて、スタディングは「時間がないけど本気で合格を目指したい」受験生にとって、非常に心強いパートナーとなる学習ツールです。
MMC主催の模試
中小企業診断士試験において、模試の活用は実力を試すだけでなく、合格に必要な「本番力」を養うための極めて重要なプロセスです。私が受講したMMC主催の模試は、その質と実用性において非常に優れたものでした。
まず、クオリティの高い模試が複数回実施される点が大きな魅力です。本試験に近いレベルと形式で構成された問題は、実践さながらの感覚で取り組むことができ、現状の理解度や解答スピードを客観的に把握するのに役立ちました。2025年は4月に既に1回目が実施され、7月、8月、10月に模試が行われるようです。
加えて、MMCの模試では講師からフィードバックを受けることができる仕組みがあります。単に点数を知るだけでなく、「なぜその点数になったのか」「どこを改善すべきか」といった具体的なアドバイスがもらえるため、次にどう行動すべきかが明確になります。また、模試の回答は2週間程度で届くので、試験を受けた感覚が失せないうちに結果がどうだったのか確認することもできます。
さらに、他の予備校が行う模試にも言えることではありますが、本番と同様の時間帯・制限時間で訓練できることも大きなポイントです。特に2次試験では時間配分と集中力の維持が問われるため、事前に本番のリズムを身体で覚えておくことは非常に有効です。
実際の試験本番では、MMC模試の経験が精神的な落ち着きと時間配分の自信につながりました。模試に対する課金は「試験本番の予行演習」として極めてコスパの高い投資だったと実感しています。
まなび生産性向上・事例Ⅳ特訓
中小企業診断士試験の2次試験において、最も多くの受験生が苦手意識を持つのが「事例Ⅳ(財務・会計)」です。私も例に漏れずこの科目に不安を抱えており、その対策として参加したのが「まなび生産性向上・事例Ⅳ特訓」でした。
この講座の最大の魅力は、なんといってもまなび生産性向上を主催するエミリーさんからオンラインで直接教えてもらえる点です。現況そのものに対する向き合い方や、明日から使えるTipsをわかりやすく解説してくれるため、苦手だった財務会計の世界が一気にクリアに見えてきました。
特にありがたかったのが、直前期にまとめて事例Ⅳの対策を集中して行えるという設計です。まとまった時間で一気に復習・演習を重ねることで、知識の定着と問題対応力が飛躍的にアップしました。
またこの講座は、単なるスキル習得にとどまらず、2次試験や勉強全体に対するマインドセットを鍛える要素も豊富です。「合格するためにどんな思考・行動が必要か?」という視点での指導があり、精神面でも大きく支えられました。
事例Ⅳに対して不安や苦手意識がある方にとって、この講座は「得点源に変える」ための強力な武器になると断言できます。
定規 クツワ/アルミ定規 30cm ブラック XS04BK
中小企業診断士の2次試験では、問題用紙の扱い方ひとつでも勉強効率や解答のしやすさに大きく影響します。そんな中で、意外なほど役立ったアイテムが**「アルミ定規 30cm ブラック XS04BK」**でした。
この定規は、試験当日に問題用紙をカットするために使用しました。問題用紙を切り離して見開き状態にしたり、必要な部分だけ手元に置いておくことで、問題への集中力が格段に上がります。限られた試験時間の中で、視線の移動やページめくりの手間を省けるのは大きな利点です。
問題用紙の余白を切ってメモ用紙として利用し、解答用紙に記入する前の思考の整理を行うのは、すでに診断士2次試験のあるあるですね。
何より驚いたのはその切れ味の良さです。カッターを使わずとも、定規と手の力だけできれいにカットできるため、机の上を整えたまま作業できます。紙が波打たず、ノートや下敷きのようにフラットな状態で扱えるので、計算やメモ書きもしやすくなりました。
クツワ アルミ定規 30cm(ブラック) kutsuwa XS04BK

シンプルな文房具ですが、「本番での操作性を高めるための投資」として非常に効果的でした。定規ひとつで勉強・解答環境を整えられるという点で、まさに知る人ぞ知る受験必須アイテムと言えます。
モーニング代
中小企業診断士の受験勉強を続ける中で、意外にも「最高の自己投資」と感じたのが喫茶店のモーニング代です。数百円の出費が、集中力と時間の質を劇的に変えてくれました。
特に土日は、朝の時間を有効に使うことが合格への鍵だと感じていました。そこで私は、家族が起きる前に家を出て、開店直後の喫茶店に直行。モーニングを注文しながら、その場で3時間程度集中して勉強することをルーティン化しました。子供の顔を見れば一緒に遊びたくなてしまう、後ろ髪をひかれてしまいます。「家族が起きる前に出る」が最大のミソです。
この習慣のメリットは大きく、静かな環境で勉強ができる点、そして脳がフレッシュな朝のゴールデンタイムを有意義に使える点が特に効果的でした。店によっては7時、もしくはそれ以前から開店しているところもあり、WiFiも利用できるお店を選べばオンライン講座の視聴にも便利です。
お気に入りのカフェを見つければ、自然と「そこに行けば勉強モードに入れる」ようになり、勉強の習慣化と集中力の確保に大きく貢献してくれます。
一杯のコーヒーとモーニングセット。その対価は、決して高くないどころか、1日のスタートを決める最強の投資だと実感しています。
